札幌のNLP心理学セミナー > 特別インタビュー
今回は「柔らか」で「ユーモアに溢れて」で「活動的エネルギー」に満ち溢れた浦登記さんの会社にお伺いさせて頂き、NLPに関してインタビューをさせて頂きました。
プロフィール
大阪生まれ、大阪育ち、現在、東京で笑顔をふりまいています。
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NLPとは
―今回は、浦さんに色々お伺いします。よろしくお願いします。
浦さんにとって、NLPはどんなものだと思いますか?
どんなもの?って言われてもなあー・・・。千ちゃんにとってはどんなもの?
―僕にとっては、可能性を広げるものかなと思います。
私の中では制限がなくなったとでもいいましょうか。
私は「―ねばならない」症候群やったから、そういう意味では、制限がなくなって、その先には可能性というものがあるのかな。でも、一番先には制限がなくなったといったほうが、近いかもしれへんわ。
「しなければならない」しかなかったんですよね、私の場合は。その中に、「"してもいい"し、"しなくてもいい"し、選べられるのは私なんや。」というふうに、柔軟になれたというところかしら。
NLPを通して、周りにどんな変化がありますか?
―浦さんが今まで学んだり、伝えたりすることで、まわりにどんな変化が現れていますか?
NLPを通して、笑いという変化を手にしています。周りの笑いは私にとって最高にうれしい時
コースに来てくれる人も、それからお客さんも同じで、笑わなかった人が笑うようになったといいますか。
そこで笑う?みたいなことも含めて、本当にあなたには笑顔が必要ですねっていう堅い感じの人が1日目、2日目、3日目と回を重ねるうちに本気で笑ってる。
制限がとれたとか、こんないいことが身につきましたとか、のええかっこを抜きにして、"無条件に笑ってるやん"って。
それは私にとって最高のほめ言葉っていうか、一番うれしい時やわ。
―今まで笑顔のなかった人、笑顔が作れなかった人って、どんな制限があったんでしょうかね?
それは人それぞれですよね。
ただ、この場所(NLP学習の場)では笑っても許されるし、泣いても許されるし、多くのことが許される環境にあるってことがわかって、身構えなくなるんでしょう。
―そういう面、確かにありますよね。
制限の中で、笑っちゃいけない、何か言っちゃいけない、表現しちゃいけないって、貝のようになってしまうような制限
今、分かったわ!
ジャッジされない場所なんですよ。
笑うことも泣くことも、人の顔色をうかがうってとこあるでしょ。
それをしなくて済むっていうか。開放される、自由になれる場。
そんな場の居心地良い自分が、通常の自分になっていくんですよ。
NLPがどのように、広まって欲しいですか?
―浦さんにとって今後、NLPがどういうふうに広まっていったらいいなとか、どういうふうに人が使っていったらいいなとか、どう思っていますか?
この間、テレビで、「ウォーキングの楽しみ方」というような番組を見たんです。
何も、いまさら教えてもらわんでも、生まれてからこの方、左右の足を交互に出せば進むことくらいわかってますって思ったんよ。
ところがですね、まっすぐこうやって手を伸ばして歩くでしょ。(実際に歩いて・・)
こういう歩き方は、ゆっくり歩くときには、いいねんて。
ところが、ちょっとスピードを出したいときは肘を曲げてね。
歩き方にも、そういうふうなコツってあるんやって感じたわ。
―浦さんがここ30年位生きていた中で(浦 笑:素晴らしい そうや)、ずっーと無意識でしていたことの中にもコツがある!
教わらなくても歩き方は知ってるつもりやけど、もっと効果的に歩けるヒントは知らなかったよね。あっ、NLPと一緒やって。
ほとんどの人がそうなんやけれど、会話のしかたとか、コミュニケーションのしかたなんて、教わらなくても、幸か不幸か同じ母国語でしゃべれるから、別に不自由してないじゃないですか。
ただ、コツがあって、それを知ればもっと自分の言いたいことがきちんと伝わるから、誤解も生まれない。人間関係がギクシャクしません。
ウォーキングのヒントもNLPでも同じなんやと思いました。
-なるほど素晴らしい! あっ、これやと!
こんな人にNLPを伝えたいということではなくて、すべての人が知ったほうがいいと思っているんですよ。人類皆お友達やから。
どんな人にということではなくて、私が伝えられるその関係にある人には全て伝えたいなぁと、簡単に言うとそう思っているんです。
オギャーと生まれて、そろそろ日本語を使うようになる赤ちゃんには、無理かもしれへんから、そのお母さんに。要するに人類皆っていう感じですかね。
-なるほど、ほんとうに「コツ」、考え方、とらえ方、人との接し方の「コツ」。
はい、そう思います。
-あと、人によっては、無意識のうちに、変な歩き方ってありますよね。
ありますよね。
-それが歩きづらさ、意識していないけれど、歩きづらさを自分からやっているような事でしょうか。
NLPを伝えている場面でもありますよね。
知らず知らず、無意識のうちに生きづらいように、生きづらいように行動してしまって、望んでいるわけではないんだけど、そこだよ、手の動き、ここ、こうしたら歩きやすくなるよ、あっーて、いうような・・・
コミュニケーションを今さら教わる必要などないと思っていたけれど、必要です。(笑)
無意識のうちに上手なひともあるし、無意識のうちに、今、千ちゃん言ったみたいに不器用な人もある。どうせやったら、上手なやり方を覚えたほうが、それこそ生きやすいし、得です。
-すばらしい!
すばらしい!
浦さんの目指す先は?
―最後に浦さんのビジョン。こうなりたいとか、何でもいいんですけれど。
そうやね、ビジョン…ねえ。ビジョンがなかったらあかんわな。
私、年齢の高い人は自分を含めて今さら…ではないんですが、将来を担う子供、赤ちゃんにきちんと身につけてもらいたいです。赤ちゃんに教えるのはママでしょ。
あなた(ママ)の存在すべてが、彼、彼女たちを左右するんですよって。言葉においてね。そういうことが伝えられたらいいのかな。
でも、それはビジョンではないね。非常に至近距離の目的よね。
―マイルストーンですね。
では、それが小さな子供たちをささえる、育てる、お母さん達にそれが伝わったら更にどんなことが広がりそうでしょうか?
何時もシンプルで、素直で、美しく、分かりやすいお話をしてくれます。
そうやね。それが広がったら何ができるのかなー・・・
ちょっと難しいことを考えさせんといてくれる。
飲んでからにしてくれる?
てなことです。あとは飲んだ勢いで!
―ありがとうございました。
この後は、浦さんご紹介の居酒屋さんで美味しいお酒と美味しい魚を頂き、夜遅くまで、NLPについて語り合いました。